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ジュリピラティスのじゅりです。
今回は、いい姿勢についてお話ししていきます。
いい姿勢とは、どんな姿勢でしょう?
わたしは、昔いい姿勢について、壁にまっすぐ立って腰の後ろに掌が1枚入るくらいが良い姿勢ですよと
教えて頂いただき、ほ~なるほど、そうなのかと、反りすぎていた腰を反らないように気をつけていました。
ある健康本などでは、まっすぐ立って、横から見て耳と肩と何々が一直線になった時が良い姿勢ですよ。
とか、昔親に言われた、猫背だから姿勢を良くしなさいなど、結局親もいい姿勢をわかっていないのに言っているのですが、それを気にしていろんな情報をかき集めてはどれも実践しようとしていたり、
どこかでストレートネック、反り腰、巻き肩ですねと言われて、その部分だけ改善しようとして、本来のナチュラルな姿勢じゃないちぐはぐした姿勢をつくってしまい、余計に身体を痛めている方がいらっしゃいます。
本来の自然な背骨のS字カーブを無視して、見た目だけの良いだろうと思われる姿勢をしていたから、身体は無理をし続け今の状態になっているのです。
いい姿勢というのは、ひとりひとり全然違います。
いい姿勢とは、身体の内側が伸び合って安定している状態です。
健康本などで言ってる良い姿勢、そんな風に人間は見た目だけで判定できないのです。
レッスンでしきりに「どんな感じがしますか?」と聞いていますが、
自分がどんな感じを感じているか明確にするため、わかるためにしていることです。
どんな感じがするか身体の感覚を探していくことで、心地悪い習慣やくせを手放して、自分の心地よい安定する場所を広げていくことができるのです。それには練習が必要なのです。
レッスン中に中心が働く感じがあまりなくても、身体がかるくなったなー、歩きやすくなったなー、足裏がついてる感じがするなーって感覚だけで、その日はそれで良しとして、
1レッスン中どっぷりと感じれるようになることはもちろん良いことですが、1秒でも2秒でもそこに到達出来たら素晴らしいのです。
エクササイズの正確さよりも、今身体がどう感じているかフォーカスすることの方が重要です。
ぶれたら戻す、ぶれたら戻すの繰り返しでその積み重ねなんです。するとどんどん自分に合う、これだなって思う感覚をみつけることができるようになっていきます。自分らしくそれぞれのペースだったり、感覚があります。無理せず続ける方が大事なので厳しくなりすぎないようにしてあげてくださいね。
いい姿勢の合言葉は、力を抜いて、感じて探して再発見するです。
自分を感じるのが苦手な方は、日常の中で自分がリラックスできて、心がほっとして、癒されたりあったかくなるような心地よいと思える時間を作ってみてくださいね。
ゆったりとボールリリースしたり、簡単なエクササイズをしてあげるのもいいですね。
最後までお読みいただきありがとうございます。
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